スペイン1部Rマドリードを退団したMFイスコ(30)を、セリエAのローマが狙っているとスペイン紙アスが4日に報じた。

イスコはRマドリードで9シーズンを過ごし、6月30日に契約が満了。現在はフリーの状態にある。昨季の欧州カンファレンスリーグ王者であり、今季の欧州リーグ出場権を手にしているローマが中盤の補強でイスコに白羽の矢を立てているという。

昨季は公式戦17試合、わずか407分間しか出場できなかったイスコ。そのため今季は新天地で出場機会を得て、中心的な役割を果たすことを望んでいるとのことだ。

ローマの他にもスペインではセビリアやベティス、プレミアリーグのニューカッスルなど、さまざまなクラブから興味をもたれているという。

イスコ本人は当初はスペインのクラブへの移籍を希望していた。しかし、代理人がローマのモウリーニョ監督と同じジョルジュ・メンデス氏ということ、そして同氏がローマと良好な関係を築いていることから、早ければ来週にも契約が成立する可能性があるとのことだ。(高橋智行通信員)