【サンセバスチャン=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードMF久保建英が、22歳の誕生日に迎えた今季最終セビリア戦でのメモリアル・ゴールとはならなかった。それでも2-1の勝利で実りあるシーズンの最後を飾った。

右ウイングで先発した久保は、前半から正確なパスで好機を演出した。そして後半19分にはゴール前右サイドでパスを受け、左足でシュートを放った。鋭いグラウンダーの弾道。しかし、ボールはわずかに右に外れた。

そして後半27分に途中交代となり、ピッチを下がった。今季9得点で終えた。

それでも前節で4位を確定させ、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)進出を決めた。最大のミッションを達成し、自身も「充実したシーズン」と胸を張る。

久保は来季のチーム残留を明言しており、Rソシエダードの一員として欧州最高峰の舞台に立つことになりそうだ。

<久保のスペインリーグ・シーズン別得点&アシスト数>

◆19-20年=マジョルカ35試合4得点4アシスト

◆20-21年=ビリャレアル13試合0得点、ヘタフェ18試合1得点1アシスト

◆21-22年=マジョルカ28試合1得点0アシスト

◆22-23年=レアル・ソシエダード35試合9得点4アシスト

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