ヨルダン(FIFAランキング87位)が、ランク上は格上の韓国(同23位)に完勝し、初の決勝進出を遂げた。同居した1次リーグE組では第2戦で2-2の引き分け。グループも韓国が2位で通過し、ヨルダンは3位勢6チームのうち上位に入って決勝トーナメントに生き残っていたが、快進撃でファイナルまで勝ち進んだ。

前半は韓国GK趙賢祐(チョ・ヒョヌ=蔚山現代)の神懸かりセーブ連発に得点を阻まれたが、後半8分に近郊を破る。MFタマリが敵陣でボールをカットし、ペナルティーエリア手前でラストパス。抜け出したFWナイマトが、右足のチップキックでネットを揺らした。

さらには21分、ヨルダンがリードを広げる。先制アシストしたばかりの背番号10、タマリが今度は自ら得点した。フランス1部モンペリエで活躍する技巧派が中盤から持ち上がり、相手3人に囲まれながら左足シュート。GKチョ・ヒョヌが懸命に伸ばした右手の先を、射抜いた。

地元中東の大応援を受けたヨルダンが、初のベスト4で飽き足らず、さらなる「新たな歴史」の扉を開いた。

準決勝もう1試合は7日(日本時間8日)キックオフのイラン-カタール。これで決勝は17年ぶり4度目の中東対決になることが確定した。前回は07年の東南アジア4カ国共催大会で、イラクがサウジアラビアを1-0で破って初優勝している。

◆ヨルダンの勝ち上がり

4-0 1次リーグ第1戦vsマレーシア

2-2 第2戦vs韓国

0-1 第3戦vsバーレーン

3-2 決勝トーナメント1回戦vsイラク

1-0 準々決勝vsタジキスタン

2-0 準決勝vs韓国

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