韓国で、同代表ユルゲン・クリンスマン監督(59)の解任論が強い。韓国(FIFAランキング23位)は、アジア杯準決勝でヨルダン(同87位)に完敗した。ボール支配率こそ69.6%だったが、シュート数17対8で、枠内シュートは、相手の7に対して韓国は0だった。
ほとんどのメディアは「クリンスマンが辞任しないなら、サッカー協会が解雇すべきだ」などの論調だった。同国インターネット媒体で最も影響力のある「ニュース工場」は「この結果は、史上最強の選手をそろえながら、それをまとめられなかった監督の責任だ。無能なクリンスマンと、同監督を雇用した韓国サッカー協会にも責任がある」と報じた。
同監督の更迭論はアジア杯前から起きていた。Kリーグの視察をおろそかにして、米国・カリフォルニアの自宅で在宅勤務することが多いことなどから「就任したばかりの外国人監督が選手の把握を映像だけで頼ることはあり得ない」などの報道が続いていた。
アジア杯でもサウジアラビア、オーストラリアに終了間際の同点ゴールなどで逆転勝ちしたが、大半が「監督の戦術ではなく、選手の個人能力で逆転できた」との論調だった。
ヨルダン戦直後の記者会見でも「責任を取る意思はあるのか?」や「辞任する意思はあるか?」などの質問が続いた。同監督は「まだプランはない。韓国の戻って分析する。今後W杯予選がある。準備することが重要だ」など、続投する意思を表明した。

