サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)に日本代表として3度出場した本田圭佑が未来の日本代表選手たち、小学生のクラブチームをサプライズ訪問し、熱血指導した。その様子が1日に、動画で公開された。

「部活生の強さひきだすプロジェクト RiseUP」と、本田発案の独自ルールの全国大会「4V4 U10」とのコラボによる、特別企画。強豪のバディSC江東(東京都江東区)のU-9クラスの14人を指導した。

本田は登場前、「不安しかない(苦笑い)。もし誰も(自分のこと)知らなかったら」と意外なテンション。ただ、いざ登場すると、知らされていなかった子どもたちは「本田圭佑!?」と笑顔で拍手。無事対面を果たし、熱い指導が続いた。

技術指導、心構えなども説き、本田が日課としてた「サッカーノート」で文字にして、反省し、積み重ねていくこともアドバイス。「みんなから、ものすごくうまくなりたいという気持ちを感じました。今日、サッカーをして何がうまくいったのか、うまくいかなかったのか、勝てなかったのかをサッカーノートに書いてください。悔しいこと、うれしいことの両方を書いてください」と念押しした。

質問コーナーで、「サッカー選手になるには何が大事ですか」と聞かれると、次のように答えた。

「いっぱいあります。シュート練習、ドリブル、ボールキープも大事で1つではない。自分は目標に向かう気持ちを子どもの時から大事にしていました。勝つまでやる、負けたらもう1回。プロになるためには何度も負けてしまうこともあるかもしれませんが、チャンスがあるなら毎回チャレンジしてください」

後半は、トップアスリートの食事管理も担当する栄養士による、スポーツ栄養講座が行われた。ここにも、本田は着替えて登場。マイクを握り、「体のことに気を使って食べることは大事。走ること、ドリブル、シュート、ジャンプすることなど頑丈な体を作ることは食事から。意識して食事をとる選手と意識していない選手の差が出ます。1年365日、練習は1日1回ですが、食事は1日3食です。これをおろそかにするか、こだわるかでは全然違う。悪い食事習慣がつくと変えるのが大変になります。今から何を食べると体に良いのか勉強してほしい」。食事もトレーニングの一部であると伝えた。

今回は特別編だったが、このプロジェクトでは過去に、サッカー元日本代表DF槙野智章氏が花咲徳栄高女子サッカー部を、ハンドボールの土井レミイ杏利が母校の浦和学院高ハンドボール部を、バスケットボール元日本代表主将の篠山竜青が桐光学園高バスケットボール部を、卓球の五輪金メダリスト、水谷隼氏が浜松修学舎中、同高の卓球部をそれぞれサプライズ訪問し指導した例がある。