女子でGPデビュー戦の15歳、山下真瑚(愛知・中京大中京高)が首位と0・26点差の2位に滑り込んだ。フリー2位の136・76点を記録し、合計203・06点でSP3位から浮上。平昌五輪(ピョンチャン・オリンピック)銀メダルの3位メドベージェワ(ロシア)を、シニアの国際スケート連盟公認大会において日本勢で初めて上回り「メダルを取れるとは思っていなかった」と穏やかに笑った。
名曲「蝶々夫人」を演じ、冒頭から3回転ルッツに3回転-2回転の連続トーループを付けた3連続ジャンプを成功。宇野昌磨を指導する樋口美穂子コーチが「予想以上の結果。内容は120点」と評す出来で、大きなミスなく演技をまとめた。7歳でスケートを始め、五輪銀の伊藤みどりや浅田真央を育てた山田満知子コーチの秘蔵っ子だ。
次戦はGP第5戦ロシア杯(11月16~18日、モスクワ)で、ファイナル進出も視野に入る。シニア1年目の新星は「目指せるとは思えないけど自分の演技ができたら」とわが道を進む。


