16年世界ジュニア女王の本田真凜(18=JAL)が、65・92点で6位発進した。冒頭のループとトーループの連続3回転ジャンプは、トーループで回転不足の判定を取られるも着氷。その他のジャンプも全て着氷したが、ミスが響き点数は伸び悩んだ。

それでも演技終了後は、大歓声に包まれて感極まった表情。「あとは気持ちの問題、というぐらいたくさん練習をした。たくさんのお客さんの前で自分らしい演技ができてとてもうれしい」と満足感を口にした。

9月に行われたグランプリ(GP)シリーズ第2戦のスケートカナダでは、現地で交通事故に見舞われた。不運のアクシデントを経験したが「厄年もあと数日で終わる。振り払うようなフリーをしたい」と、今年最後の大会での21日フリーへの意気込みを語った。