バスケットボールBリーグのレバンガ北海道は9日、運営会社の社長を務める折茂武彦氏(50)が「Bリーグ・オールスター戦最年長MVP」でギネス世界記録に認定されたと発表した。札幌市内で会見した同氏は「まさか自分がギネス世界記録の認定を受けるとは予想もしていなかった。今までバスケットで数々の賞をいただいたけど、非常に特別なものだと思っている」と喜びを語った。
折茂氏は現役ラストシーズンだった昨季、今年1月18日に北海道で開催されたオールスター戦にBリーグ4年目で初選出。49歳249日で出場し、14得点を挙げ、SNSによるファン投票で全体の79%の支持を集めて日本リーグ時代から通算9度目のMVPを獲得した。「北海道で生まれた(記録)というのが僕にとっては重要でうれしい」と話し、現役時代の背番号9にちなんだこの日の受賞に「支えてくれた皆さまにも思い出してもらえる日かな」と笑みを浮かべた。
Bリーグでは19年にA東京のAIバスケットボールロボット「CUE3」が「連続フリースロー最多成功数」でギネス世界記録に認定されたが、選手の受賞は初めて。新たな勲章が与えられたレジェンド。コロナ禍で延期となっている引退試合は今季終了後の来年6月を予定する。折茂氏は「(引退後は)1度も体を動かすこともなく、あっさりと筋力が落ち、体重も5キロほど落ちた」と笑いつつも「ファンの期待に応えられるような体になって6月の引退試合に向けて臨めれば」と話した。【浅水友輝】
◆W杯個人最多出場試合数などでギネス世界記録を持つノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明(48=土屋ホーム) 折茂さん、ギネス世界記録認定おめでとうございます。50歳、そして現役ラストシーズンでの「最年長MVP」はすごすぎます。僕も50歳で記録更新できるように頑張ります。
◆折茂武彦(おりも・たけひこ)1970年(昭45)5月14日、埼玉県上尾市生まれ。埼玉栄高2、3年の総体に出場し、3年時8強&得点王。日大では主将だった4年のインカレで優勝&MVP。93年トヨタ自動車入りし、日本代表初選出。94年アジア大会銅メダル、98、06年世界選手権出場。07年レラカムイ北海道に移籍。10-11シーズン中に運営会社が除名処分となり、自ら新運営会社を立ち上げ、代表兼選手として再出発。19年1月5日敵地三河戦で史上3人目、日本出身選手として初の1万得点を達成。190センチ、77キロ。


