アイスダンスで全日本選手権2連覇中の小松原美里(28=倉敷FSC)ティム・コレト(29=米国)組が、フリーダンス「UneHistoireD'amour(短縮版)」を披露した。

2人は表情豊かに、時に見つめ合いながら滑りきった。選曲の理由について小松原は「昨年のフリーダンスが、私たちの中では挑戦。今年は五輪プレシーズンなので、得意のジャンルのプログラムを、勝ちにいくために持ってきました」と説明した。

新型コロナウイルスの影響で演技の機会が減っており、今回のアイスショーは試合の演目を披露する場として設けられた。演技後には「もっとできたな」と2人で声をかけあったといい、コレトは「試合の感じでとてもうれしかった。光栄に思います。今からもっと頑張って、いい演技を見せたい」と本格的なシーズン到来に向けて意気込んだ。