東京五輪柔道女子52キロ級代表で18、19年世界選手権覇者の阿部詩(20=日体大)が15日、都内で行われた日体大入学歓迎式に出席した。
スポーツ文化学部武道教育学科に在籍する20歳の世界女王は、在校生代表として新入生約900人らを前に「歓迎の辞」を述べた。スペインの画家、パブロ・ピカソの明言「できると思えばできる、できないと思えばできない。これはゆるぎない絶対的な法則である」を引用し、「私はこの厳しい状況に負けない。(コロナ禍で東京五輪が延期になり、今夏での五輪金メダルの)目標が達成できないからと言って、絶対に諦めない。皆さんも新型コロナウイルスに屈することなく、貪欲に前進し続けてください」と激励した。
入学歓迎式後には、報道陣の取材に応じ、出場する意向を示していた12月のグランプリ・ザグレブ大会(クロアチア)が中止になったことについて言及。「気持ちも整えていたので少しショックだったが想定もしていた。次があるか分からないが、次に向けてしっかり準備したい」と複雑な心境を語った。
入学歓迎式は、コロナ禍の影響で今年4月に中止した入学式の代替イベント。昨年4月の入学式では、阿部が新入生代表として宣誓した。


