男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(26=NTT東日本)が、1年2カ月ぶりに国際大会に復帰し、同26位のパルパリ(インド)と対戦した初戦を21-13、22-20のストレートで制した。
第1ゲームは互いに1点ずつ取り合った後、桃田が6連続ポイントをマーク。しかし直後に6連続ポイントを奪い返された。緊張からか動きに硬さも見られたが、中盤以降、相手のミスに乗じて一気に点差を広げた。
第2ゲームも1-1からの5連続ポイントで優位に運ぶと、巧みなドロップショットなどで相手を翻弄(ほんろう)。後半に差を詰められ、マッチポイント後の3連続ポイントで20-20とされたが、しっかり勝ち切った。
大会直前に行われた検査で新型コロナウイルス陽性者が複数確認され、再検査などに時間を要したため、予定よりも遅れて初日の試合が始まった。
桃田は昨年1月のマレーシアでの交通事故後、日本での復帰戦となった12月の全日本総合選手権で優勝。年明けのタイオープンで国際大会に復帰予定だったが、出国直前に受けたPCRで桃田に陽性反応が出たことで、日本選手団の遠征が中止となっていた。
今回の全英オープンに向けて出発する直前に桃田は、「やっと(海外で)試合ができる。不安もあるが、自分ができることを精いっぱいやってこられたら。調子も悪くない。完全復活し、少しでも成長した自分を見てもらえれば」と意気込んでいた。日本勢男子シングルスとして初制覇した19年大会以来2度目の優勝を目指す。


