今週末に開催されるF1・マイアミGPに出場するフェラーリのシャルル・ルクレール(24)が3日(日本時間4日)、MLBマイアミ・マーリンズの本拠地を訪れ、人生初の野球観戦をした。

ルクレールは同日のダイヤモンドバックス戦に訪れ、試合前にはグラブをつけガルシア外野手らとキャッチボール。国歌斉唱の際は、マーリンズの選手らとともに三塁線上に並んだ。チザム内野手からはルクレールの名前と生まれ年の「97」が入ったマーリンズのユニホームをプレゼントされ、ルクレールは自身のカーナンバー「16」が入ったフェラーリのシャツを贈った。試合開始直前には大型ビジョンに登場し「Let's start your engines, and play ball!(エンジンをかけて、プレーボール!)」とアナウンスし、ファンを盛り上げた。

試合はマーリンズが4-5で惜敗したが、取材に応じたルクレールは「最高だった。何度かテレビで見たことはあったけど、生で見たのは初めて。テレビでもすごかったけど、実際はもっとだった」と興奮気味に話した。

ルクレールは現在フェルスタッペン(レッドブル)に27ポイント差をつけ86ポイントでドライバーズランキング首位。前回エミリオ・ロマーニャGPでは6位だった。マイアミGPの決勝は8日(日本時間9日午前4時30分)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで開催される。