ジュニアGPシリーズデビューの島田麻央(13=木下アカデミー)が、2位に大差をつけて首位発進した。

71・49点を記録し、2位に8・76点差のトップ。3回転ループ、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、演技後半のルッツ-トーループの連続3回転と加点を導き、3つのスピン、ステップで全て最高のレベル4をそろえた。

島田はノービスA(6月30日時点で11~12歳)だった昨季、1つ上のカテゴリーとなる全日本ジュニア選手権で初優勝。ノービス年代のジュニア日本一は94年の荒川静香さん以来、27年ぶりの快挙だった。トリプルアクセル(3回転半)、4回転トーループと習得してきた大技を組み込めないSPから、他を圧倒した。

同じ木下アカデミーに所属する櫛田育良(14)は55・67点で8位発進。フリーは3日に行われる。