昨季の世界選手権で6位入賞を飾った友野一希(24=上野芝スケートクラブ)が、今季国際大会初戦で4位に入った。キーガン・メッシング(カナダ)が合計245・74点で優勝した。

ショートプログラム(SP)11位で迎えた友野はフリー145・80点を記録し、合計210・77点。冒頭の4回転-2回転トーループは2つ目の着氷が乱れ、続く4回転サルコー、4回転トーループで転倒した。持ち味の体を大きく使った動きで観客を魅了したが、完成度では課題が残った。

今季はグランプリ(GP)シリーズ第3戦フランス杯(11月4~6日、アンジェ)と第5戦NHK杯(11月18~20日、札幌)にエントリー。国際大会での飛躍に向けて、課題を修正していく。