ラグビーの全国大学選手権は、25日に東西2会場で準々決勝が行われ、ベスト4が出そろう。
8強の顔ぶれは関東対抗戦から出場する全5校、関東リーグ戦を制した東海大、関西リーグは京産大と同志社大の2校となった。
昨季、大学日本一に返り咲いた帝京大(対抗戦1位)が戦力的に頭ひとつ抜けている以外は拮抗(きっこう)しており、準々決勝は白熱した試合になりそうだ。
まず注目カードは、昨季に続いて準々決勝でぶつかる明治大(対抗戦2位)-早稲田大(同3位)だ。12月4日の対抗戦は35-21で明大が勝利。ただ、昨季は対抗戦で早大が17-7で勝ち、大学選手権で明大が20-15で雪辱をしている。力はほぼ互角だろう。
続いて東海大(関東リーグ戦1位)-筑波大(対抗戦5位)。筑波大は対抗戦で3勝4敗とはいえ、早大に6点差(17-23)、明大に11点差(22-33)と敗れはしたが僅差の戦い。今大会も3回戦で一昨年度の大学王者の天理大(関西2位)に50-22の圧勝。勢いに乗っている。東海大はリーグ戦で東洋大に敗れたように、スキを見せれば勝負の行方は分からなくなる。
京産大(関西1位)-慶応大(対抗戦4位)も力差はそれほどないと見る。全勝優勝した京産大だが、今季の関西リーグは実力的に全国レベルのチームが少なかった。一方でレベルの高い対抗戦でもまれた慶大は侮れない存在。両校とも留学生を擁し、FW戦がカギを握りそう。守備力のあるチームの対戦で、ロースコアになる可能性がある。
唯一、差があるとすれば帝京大(対抗戦1位)-同大(関西3位)か。こちらも昨季の準々決勝で対戦し帝京大が76-24の大勝。今季も優勝の大本命である帝京大に対し、同大は最終戦まで入れ替え戦にまわる可能性もあった。ただ同大は先発する1年生3人が急成長。モールからの攻撃にも手応えをつかみつつあり、意地を見せたい。
順当なら準決勝(1月2日、国立)は京産大-明大、帝京大-東海大か。
ただ予想通りにはいかない可能性もあり、対抗戦が4校独占することもあるかも知れない。
決勝戦は1月8日に国立競技場で行われる。
【準々決勝の対戦カード】
〈大阪・ヨドコウ〉
◆筑波大-東海大(12時10分開始)
◆京産大-慶大(14時25分開始)
〈東京・秩父宮〉
◆明治大-早稲田大(11時30分開始)
◆帝京大-同志社大(14時開始)


