12月の全国高校バスケットボール選手権(ウインターカップ)で初優勝した開志国際の新チームが4日に始動した。富樫英樹監督(60)が主将にPG沢田竜馬とSG中島遥希(ともに2年)を指名。主将2人制を敷く新体制で23年のスタートを切った。選手たちが相談して決めた今年の目標は「インターハイとウインターカップの優勝」。全国2冠の目標は、昨年のチームが掲げた「ウインターカップ優勝」の上をいく“完全制覇”になった。
初日からオールコートの5対5、4対4、プレスDFとそれをかいくぐるパス回しなど質量とも高い練習を約2時間たっぷり行った。練習前に富樫監督は選手を集めてこう指示した。「追われる立場というものがあるが、オマエらにはない」。ウインターカップ優勝を帳消しにして一からチーム作りする方針を示した。新主将の1人、中島は体調不良で不在だったが、沢田は「高さがないからディフェンス、ルーズボール、リバウンドは徹底したい」と2冠へのキーを挙げた。
新チームの初公式戦は、第1シードで挑むBSN杯県高校バスケットボール大会(27日開幕)。2年生部員は9日から修学旅行(京都、大阪)に出かけるなど開志国際のチーム作りは遅れるが、目標はブレない。練習後に選手を再び集めた富樫監督は「有言実行だよ」と全員に念を押していた。【涌井幹雄】


