宇都宮ブレックスが開幕3戦目にして初黒星を喫した。
前半と後半で別のチームになったかのようだった。
前半は要所で3ポイント(P)シュートが決まった。特に第2クオーター(Q)は、8本中6本成功。今季目指している攻撃を実践し、34-30と4点リードで折り返した。
ところが後半は3Pシュートが全く入らない。第3Qは6本、第4Qは9本打ったものの、1つも成功しなかった。ハーフタイムで修正を行い、強度を上げてきたアルバルク東京のディフェンスに抑え込まれた。
じわじわと点差を広げられ、終わってみれば15点差をつけられた。
エースの比江島慎は「前半は僕らの時間帯だったけど、後半、相手がアグレッシブにディフェンスをしてきて、いいオフェンスができなくなった」と振り返った。
佐々宜央(さっさ・のりお)ヘッドコーチも「前半はお互いのプライドがぶつかりあって締まった展開だった」と振り返ったあと、少し厳しい口調で話した。
「途中で集中力が切れたのが見えた。私も含めてチームで反省しなければいけない」。第4Qで10点以上の差をつけられたあと、確かに選手の足が止まった。一方のアルバルクは最後まで攻守ともにスキがなかった。
「アルバルクさんは15点差があっても最後までもう2点を取りにきた。うちはプレシーズンも含めてここまで勝ってきたが、自分たちの能力に頼っていた。その安易さを教えてもらった。オフェンスでもディフェンスでも、細かいところをもっともっと要求していかないといけない」
A東京には2021-22のシーズン途中から6連敗。D.J・ニュービル、エドワーズの加入で攻撃力は上がったものの、やはりチームで連動し、最後まで泥くさくプレーしないと、力のある相手には勝てない。
幸い、右手親指付け根の脱臼で戦列を離れていた高島紳司が復帰し、激しい守備と3Pシュートで見せ場をつくった。比江島は「ここで負けを引きずるかどうか。明日(15日)勝って雰囲気をよくしていきたい」と話した。


