【北京=松本航】個人の中立選手(AIN)として五輪出場枠確保を目指すアデリア・ペトロシャン(18=ロシア)が、本番用の衣装で最終調整した。

午前7時(日本時間同8時)からメインリンクで行われた公式練習に参加。きらびやかな赤のジャケット、黒のパンツ姿で登場し、夜のショートプログラム(SP)に向けて調整した。

マイケル・ジャクソンの曲を用いた通しでは3回転ルッツが1回転に抜けたが、ダブルアクセル(2回転半)とフリップ-トーループの連続3回転ジャンプを着氷。通し以外の時間帯には3回転フリップ-3回転ループの連続ジャンプを試し、トリプルアクセル(3回転半)は跳ばなかった。

女子シングルはすでに国・地域別出場枠で最大3枠を確保した日本勢などがおらず、残る5枠が争われる今大会。22年から国際スケート連盟(ISU)はウクライナへの侵攻を続けるロシア、同盟国ベラルーシの選手の競技会参加を認めてこなかった。一方、24年12月には厳格な検査を経て、中立の立場が証明された選手に限り、26年ミラノ・コルティナ五輪の最終予選への出場を認めた。認められるのはロシアから1人のみとなっており、ペトロシャンが選出され、五輪出場の場合も団体戦にはエントリーできない。

女子SPは19日午後6時(日本時間同7時)開始で、4番滑走のペトロシャンは午後6時26分(同7時26分)に登場予定。25人の選手がエントリーしており、午後9時37分(同10時37分)から始まる最終滑走には世界選手権で22年銀、23年銅メダルのルナ・ヘンドリックス(25=ベルギー)が登場する。