今年も熱く激しい戦いが幕を開ける。男子プロバスケットボールBリーグの25-26シーズンは2日、B2が開幕し、今日3日にはB1も開幕する。
東北6チームの開幕戦はいずれも4日。B1仙台は、昨季途中加入で起爆剤となった荒谷裕秀(26)が新戦力との架け橋となり、B1秋田ノーザンハピネッツは、ドイツのアルバ・ベルリンから新加入したヤニー・ウェッツェル(29)に期待がかかる。B2の4チームを合わせ、東北の各チームの注目選手を紹介する。【取材・構成=高橋香奈】
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ウェッツェルが「激しいディフェンス」の秋田のバスケに順応しながらオフェンスの底上げのピースになる。
ニュージーランド出身。17歳からバスケを始め、オーストラリア、ニュージーランド、スペイン、さまざまな国で経験を積みあげてきた。昨季はユーロリーグで平均11・2得点、フィールドゴール成功率57・3%をマーク。「いろんな国のバスケを学ぶことによって、年々バスケがスローになってわかりやすくなっていく」と進化を続けている。
日本のバスケには2、3年前から興味を持ち始め、ニュージーランド代表としても日本での試合を経験。その時に触れた日本の心地よさに「Bプレミアという新たなリーグにも興味がありましたし、自分のキャリアの中で日本でプレーをしたいという思いがありました」と念願がかなった。
チームに合流して約2カ月。日々、秋田のバスケへの理解を深めている。オフェンスの補強としてキアヌ・ピンダー(30)とともに期待がかかるのはもちろん「秋田はディフェンスのチームというのも理解していましたし、両立できる自信もできました。前田HCの求める早い展開のバスケにもフィットしてきた感覚がある」と自慢の走力も生かしながらボールを運んでいく。
新たなスタートをきる。「個人的な数字には全くこだわっていない。一番大切なのはチームの勝利数だと思いますので、まずはチャンピオンシップを目指してチームに貢献していきたい」。秋田のバスケに新たな風を吹き込んでいく。


