全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)が5日に東京体育館で開幕する。女子は2年連続7度目の富士見(静岡)が2回戦から登場する。富士見は絶対エース丹嶋明音(3年)が勝利のアタックを決める。
富士見は練習で追い込んで14年を締めくくった。冬休みから神奈川での合宿に加えて、12月30日まで学校で合同合宿を行った。15年は明日2日から始動する。エースで主将の丹嶋明音は「ここを乗り切れれば強くなれると思うので」と話した。疲れもたまり体が思うように動かないストレスを抱えながらも、必死に食らいついている。
1年の頃から丹嶋がチームの中心だった。昨年、15年ぶりとなる春高切符を獲得し今年の連覇につなげた。人生2度目の大舞台だ。「昨年は先輩2人を連れて行かないと、と思ってたけど」と丹嶋。最上級生になり、主将としてチームをまとめる役割も任された今年は、少し勝手が違うようだ。「後輩も気にかけないといけないし、自分のプレーも精度を上げないとだし、大変です」。
セッターは2年の小林冬季が務める。トスが微妙にずれることも多い。プレーの合間に話しあうことも1度や2度ではない。それでも大黒柱としての責任があるからすべてを背負う。「ボールが上がれば、あとはこちらの責任なんで」。2段トスになっても得点につなげる思いだ。
仲間も信頼している。センターの内田美咲稀(3年)は「ちょっと調子が悪いけどしっかり間に合わせると思うんで」と丹嶋のレシーブ練習につきあっている。初戦は佐賀北と柏井(千葉)の勝者と対戦する。柏井は今夏総体16強の強敵だ。丹嶋は「初戦が大事。後悔しないようにやりたい」と最後は笑顔で話した。【加納慎也】


