<バレーボール:全日本高校選手権:大塚2-0川崎橘>◇6日◇2回戦◇東京体育館

 前回大会と昨夏の全国高校総体でともに準優勝だった大塚(大阪1)はサーブミスが続いて慌てる場面もあったが、2セットとも25-23で川崎橘(神奈川1)を退けた。山口監督は「初戦は怖い。負けていても仕方ない試合」と苦笑いした。

 多彩なパターンを誇る移動攻撃が特徴で、この日も相手ブロックを手玉に取った。2年生セッターの仲田は「速さと意外性で勝ち上がりたい。日本一になりたい気持ちはどこよりも強い」と頂点への意欲を口にした。