サッカー、オーストラリアAリーグの強豪メルボルン・ビクトリーMF本田圭佑が10日、ツイッターで「ウガンダで経営しているプロサッカークラブが国内のカップ戦で決勝進出しましたー! いやーこの場にいたかったなぁ。 Congratulations! You can do your best for the final!!!」とつぶやいた。

本田は17年9月に自身のマネジメント会社を通じ、ウガンダのプロクラブを買収。本田のプロクラブ運営はオーストリアのSVホルン、カンボジアのソルティーロ・アンコールFCに続いて3クラブ目で、ウガンダの首都カンパラを本拠地とする同国1部リーグのブライト・スターズFCの発展、強化、育成にも力を尽くしている。

実質的なオーナーである本田は、ウガンダにも足を運び、現地の様子をじっくり視察した上で、日本から人材も送り込み、準備を進めた上で買収という決断を下した。今回、クラブが国内カップ戦でタイトルに王手。1つの歴史をつくり、目に見える結果を出しつつある。

ブライト・スターズFCは、準決勝でエクスプレスFCと2戦合計2-2の末のPK戦を制し、決勝進出。タイトル獲得に王手をかけた。決勝は25日。相手はリーグ戦で1部昇格を決めたばかりのプロラインFC。

選手、カンボジア代表の実質的な監督、クラブの経営者などサッカーでも1人で多くの役割をこなす本田の活躍のフィールドはまさに世界。出身地を「アース(地球)」と答えるのもうなずける、活動ぶりだ。