韓国の仁川で開催されているアジア大会のバスケットボール女子で24日、イスラム教徒の女性が髪などを覆う「ヒジャブ」の着用を禁じられたため、カタール代表が試合を放棄した。モンゴルとの試合直前に大会関係者から禁止を伝えられたという。

 大会の公式情報ページで、アマル・モハメド選手は「大会前は着用可能と聞いていた。禁止の理由が分からない。大会側が決定を変えるまで試合には出ない」と述べた。試合は規定により20-0でモンゴルの勝利となった。

 大会組織委員会の広報担当者は「組織委としては着用をOKしたはず。問題を調査している」と話した。サッカー女子ではヒジャブを着けたヨルダン代表選手が18日に日本代表と対戦した。

 スポーツ界ではイスラム教徒の女性の参加を促す動きが2012年ロンドン五輪前後から盛んになり、同五輪の柔道女子にサウジアラビア選手が初めて出場した。