18日開催の全日本実業団対抗女子駅伝に出場するシスメックスは、アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずき(33)の出場がカギとなる。故障に苦しんでいた野口は、西日本予選で10カ月ぶりにレースに復帰。3区で区間賞の走りを見せ、チームを2位に押し上げた。野口は1月の大阪国際女子マラソンでの五輪代表権獲得を最大目標にしている。全日本大会への出場は「チームの状態や本人の練習次第」(広瀬永和監督)。西川生夏(24)や五十嵐藍(23)らも成長しており、野口が走れば優勝争いも可能だ。