<全日本実業団対抗女子駅伝>◇18日◇宮城・松島町中央公民館前~仙台市陸上競技場(6区間=42・195キロ)

 女子1万メートル日本記録保持者の渋井陽子(32=三井住友海上)が、前向きな姿勢を示した。最多7度の優勝を誇る強豪は11位に終わり、00年から続けてきた連続入賞がストップ。「後輩も危機感を感じてくれれば」と話した。

 自身はエース級がそろう最長10・9キロの3区を任されて区間12位。「コンディション的にはまあまあ。今後のマラソンにつながる走りでした」。関係者によれば来年3月の名古屋ウィメンズへの出場を予定しており「マラソンの練習でもしようかと思います」と笑みをこぼした。