<陸上:ダイヤモンドリーグ第9戦:パリ国際>◇6日◇サンドニ

 地元フランス勢が活躍した大会だった。男子棒高跳びは人気選手のルノー・ラビレニ(26=フランス)が5メートル92で優勝。

 2日前のローザンヌ大会では跳び始めの5メートル62を3回失敗して記録なしに終わったが、今回は2位に22センチ差をつける圧勝だった。

 男子3000メートル障害で2位となったメキシ・ベナバート(28=フランス)は8分00秒09のヨーロッパ新記録をマーク。優勝したケンボイとともにウィニングランを行った。

 110メートル障害のパスカル・マルティノ・ラガード(21=フランス)も13秒12の自己新。100メートルで白人選手唯一の9秒台を持つクリストフ・ルメートル(23=フランス)は、200メートルでジャマイカ勢の一角を崩して3位(20秒07)。

 地元選手たちが5万2000人の観衆が入ったサンドニ競技場を大いに沸かせた。