今年9~10月のアジア大会(韓国・仁川)代表選考会を兼ねた「名古屋ウィメンズマラソン2014」は9日午前9時10分に号砲が鳴る。

 その招待選手記者会見が7日、発着点となるナゴヤドームで行われ、海外招待2人、国内招待4人の計6人が臨んだ。

 昨年、2時間23分34秒の自己ベストを出して優勝した、2012年ロンドン五輪代表の木崎良子(28=ダイハツ)に、連覇の期待がかかる。昨年のモスクワ世界選手権では惜しくも4位でメダルを逃している木崎は「応援してくださる人へ、次こそ結果で恩返ししたい」と、今大会の結果次第で代表になる、アジア大会でのメダル取りに意欲を示した。

 この1年で成長したことを問われると、精神面の変化を挙げた。「陸上を始めてから性格は、わがままで、ひねくれ者。でもこの1年で素直になれて、ひねくれ者から変わりました」と笑いながら話した。