関東学生陸上連盟は28日、東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)で山上りの5区、山下りの6区の走路変更で、従来の区間記録や往路、復路、総合の各記録は参考扱いにすると発表した。

 5区は柏原竜二(東洋大)、6区は千葉健太(駒大)が区間記録を持っていた。

 コース上にあった国道1号の函嶺洞門(かんれいどうもん)(神奈川県箱根町)が2月に通行禁止となり、今後は渋滞緩和などを目的に設置されたバイパス部分を利用することになった。これを受けて同連盟が記録の取り扱いを検討し、来年1月の91回大会以降の成績を新たな記録とすることを決めた。