29日の大阪国際女子マラソンで初優勝し、ロンドン五輪代表を確実にした重友梨佐(24=天満屋)が30日、大阪市内で会見した。チームからは00年シドニー五輪7位の山口衛里と坂本直子(アテネ7位)、中村友梨香(北京13位)に続く4大会連続の五輪。「より上を目指していきたい。メダルを狙う気持ちを作りたい」と意気込んだ。天満屋岡山店で割引セールが始まるなど、周囲の祝福ムードは高まる。強さを見せるアフリカ勢に対して「スピードの変化、上げ下げに対応できる力が欠けているので練習したい」。2月の鹿児島・奄美合宿からロンドンへ向けて再始動する。