陸上の世界ジュニア選手権(米国)でメダル2個を獲得した桐生祥秀(18=東洋大1年)ら日本代表が30日、帰国した。男子100メートルで今大会日本人初のメダリスト(3位)となり、男子400メートルリレーでも銀メダルを獲得。それでも金メダルを狙っていただけに、桐生は「うれしさ悔しさが半々。ケガで量を積んだ練習ができず、金を取る難しさも分かった」と話した。組4着もタイムで救われた準決勝を振り返り「最低2着で行けると思ったけど甘くなかった。準決勝の大切さが分かった」と収穫も。9月の日本インカレは200メートルをメーンに考え、9月下旬の仁川アジア大会に臨む。