フィギュアスケートの世界選手権(3月25日開幕・上海)に向けた調整を目的に出場した国際大会、チャレンジ・カップで優勝した村上佳菜子(中京大)が23日、オランダから羽田空港に帰国し「自信になる部分があった。コンディションをうまく合わせれば世界選手権でもやれるという手応えになった」と笑顔で収穫を口にした。

 フリーは演技冒頭でスケート靴が壊れるアクシデントに見舞われてジャンプにミスが出たが、臨機応変にジャンプの種類を組み替えるなど冷静に対応できたという。

 音楽も一部変えてプログラムに力強さが増したそうで、10位に終わった昨季の世界選手権の雪辱へ「今はいい方向に進んでいるので楽しみ」と話した。