北京五輪女子マラソンで途中棄権した土佐礼子(32=三井住友海上)は、将来的な復帰の可能性を残しつつ、東京マラソン(22日)で競技生活に区切りをつける。40歳の弘山晴美(資生堂)も、今大会が引退レースになる。「弘山さんはあこがれの選手。初めて一緒に走れるので、すごく楽しみ」と土佐が言えば、弘山は「土佐さんのアテネ五輪選考レースを見て泣いた。一緒に走れるのはうれしい」と話していた。