プロ野球でも11日から使用が容認された魚雷バットについて、日刊スポーツ評論家の宮本慎也氏(54)が解説する。
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今注目の魚雷バットだが、個人的には早く取り寄せて自分自身で打ってみたいという気持ちを強く持っています。いろいろな人から情報を集めている状況ですが、私の現役時代にあったのなら、合っていそうだと思っています。
まず、見た目でもバットの根元の部分に芯の部分を下げているのが分かります。私たちの時代は打席で詰まって打つとバカにされたものですが、打ち損じで詰まってしまうことが多いタイプはいます。こういうタイプは合うと思います。ヘッドの先の部分が細くなっている分、バットの抜けもよく、操作性も上がるでしょう。逆方向への打球が弱くなるかもしれませんが、ミート力が上がれば補えるのではないかと思っています。
ただ、みんながみんな使うとしたら、慣れるのには時間がかかるでしょう。いきなり使ってしっくりくる人もいるでしょうが、トップバランスでヘッドの先が利いたバットを使っている人は、バットを振ったときの感覚が違いすぎて大きな違和感を持つでしょう。
私の現役時代は芯の部分が大きく、太いバットを使っていました。魚雷とまではいいませんが、それに近いタイプだったバットです。それだから「自分には合いそうだな」と予感がします。ぜひ使ってみて、どう感じるかを試してみたいと思っています。(日刊スポーツ評論家)







