開幕カードで当たるDeNAとのオープンは2連敗に終わった。練習試合2試合含めると4連敗。佐々岡真司監督(54)は「意識はあったんだけどね。しっかりと返さないといけない」とシーズンでのリベンジを誓った。

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機動力と進塁打で走者を進めながらつながりのある攻撃で得点を重ねたDeNAに対し、広島は走者を出しても走者を進められない攻撃に終始した。両軍無得点の2回無死一、二塁では宇草が初球から強振するも、結果は空振り三振。続く石原もフルカウントから走者にスタートを切らせた中での空振り三振で、二塁走者も三塁タッチアウトとなった。

若手を積極起用した打線は元気なく、得点は育成選手持丸の1発による2点のみに終わった。オープン戦4試合全8得点のうち、適時打での得点は26日巨人戦での堂林の中前適時打による1点のみ。若手野手のアピールに欠ける。

佐々岡監督は新型コロナウイルス感染で出遅れていた西川を4日から合流させることを明言した。ほかの実績組も、9日阪神戦後にも合流させる考えがあることを明かした。開幕まで3週間、1軍生き残りを目指す若手には限られた中でのアピールが求められる。

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