広島床田寛樹投手(29)が7回1失点の好投でリーグトップタイの4勝目を挙げ、1・28とした防御率でもリーグトップに立った。投球回を含め、リーグ3冠だ。
2年ぶりの坊っちゃんスタジアムのマウンド。慣れない球場だからこそ、立ち上がりを重視した。「風がレフト方向に吹いていたので、(左打者の)インコースに行くときは厳しく、(右打者の)外は向こうに打たれてもホームランはないという感じで入れた」。初球から積極的に振ってくるヤクルト打線にも、ストライク先行で押した。味方の好守も重なり、リズムに乗った。5回まで1イニングの球数1桁が3度、52球で散発3安打に抑えた。
2点リードの6回からやや制球が乱れた。「ちょっと投げ急いだ」と完投ペースから一転、球数を要した。6回は2四球が絡んで2死満塁。7回も1四球を与えた。それでも7回に武岡に浴びたソロによる1点に抑えた。前回125球を投じたこともあり、7回96球でお役御免となった。チームに貯金をもたらした左腕は「こうやって試合をつくっていければ、勝てる試合も増えると思う」と胸を張った。新井監督も「投げながらマウンドで修正できる。修正能力の高さは素晴らしい」とたたえた。



