西武隅田知一郎投手(24)が、8回6安打2失点でチームを約2カ月ぶりの3連勝に導いた。7回まで81球で無失点。99球で完封勝利を挙げた12日広島戦に続き、100球未満での完封を意味する“マダックス”達成の可能性もあった。「先に点を取ってもらってしっかり乗っていけた。野手のみなさんのおかげ」と感謝した。
緩急をうまく使いながら楽天打線に的を絞らせなかった。カーブやチェンジアップを中心に変化球を低めに集めた。6回1死二塁で3番辰己を124キロチェンジアップで空振り三振、4番浅村には147キロ直球で真っ向勝負し、中飛に封じた。死球を一つ与えたが無四球投球。8回1死から小郷に2ランを浴びたが「切り替えて気持ちで抑えられた」と、その後の得点は許さなかった。
最下位と苦しむチームでトップの6勝目を挙げ、投手陣の軸となっている。渡辺GM兼監督代行は「押したり、引いたり、緩急を使った素晴らしい投球だった」と評した。隅田は「毎試合チームが勝てるように。どんどん勝っていって、後半戦に向けて力をつけて乗っていきたい」と声を弾ませた。【山崎純一】
▽西武源田(7回に今季1号の右越えソロ)「いい反応ができました。このいい流れに乗って、明日も勝ちきれるように頑張ります」



