5年連続2ケタ勝利を目指す西武岸孝之投手(26)に少しずつエンジンがかかってきた。ブルペンで捕手を座らせて70球。バランスを確認するように丁寧に腕を振り「今日は良くなかったけど、実戦については小野さん(投手コーチ)に任せてます」と話した。小野コーチは「2月下旬の試合に紅白戦のつもりで1イニング投げられれば」と目標を設定。昨季痛めた右肩の状態を考慮してのスロー調整の方針に変わりはないが、着実にステップを踏んでいる。

 [2011年2月16日9時7分

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