俳優竹内涼真(28)が17日、都内で、アニメ映画「鹿の王 ユナと約束の旅」(安藤雅司監督、2月4日公開)の完成披露試写会に登壇した。

2015年に本屋大賞、日本医療小説大賞をダブル受賞、シリーズ累計250万部を突破した上橋菜穂子氏のベストセラー小説を映像化。

同作は20年9月公開を予定していたが、コロナ禍で2度延期になった。竹内は「2度の延期をへてやっと22年に公開できるのが運命だと思います」と感慨深げに話した。

竹内は、薬の謎を追う天才医師ホッサルの声を務めた。アニメ映画で声優を務めるのは今回が初だったといい「自分が、アニメーションの声をやるのは無縁だと思っていたので『自分でいいのかな』っていうのはありました」と振り返った。

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続けて「あの美しいビジュアルから聞きたい声って何だろうとか、人となりとか、何を求めて生きているのかとか」と入念な役作りに取り組んだと明かした。

アフレコでは、自らNGを出すなど積極的に行ったといい「いや~悔しくて!でも結果、共鳴できたので楽しかったです」と笑顔を見せた。