世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」のシカゴで、大迫傑(27=ナイキ)が2時間5分50秒(速報値)で3位だった。設楽悠太(Honda)がつくった2時間6分11秒の日本記録を更新し、日本実業団連合による報奨金1億円を手にした。
優勝はモハメド・ファラー(英国)で2時間5分11秒だった。
- 日本新記録を更新する2時間5分50秒を記録し、3位でゴールした大迫傑(AP)
<最終順位>
(1)モハメド・ファラー(英国)
▼2時間5分11秒
(2)モジネット・ゲレメウ(ケニア)
▼2時間5分24秒
(3)大迫傑(ナイキ)
▼2時間5分50秒
(8)藤本拓(トヨタ自動車)
▼2時間7分57秒
(12)鈴木洋平(愛三工業)
▼2時間12分18秒
(19)川内優輝(埼玉県庁)
▼2時間16分26秒
◆レース速報◆
【ゴール】 モハメド・ファラー(英国)が2時間5分11秒で優勝。大迫は2時間5分50秒。設楽悠太(Honda)が持つ2時間6分11秒の日本記録を更新した。
【40キロ】 37キロ付近で1人が脱落し先頭集団が大迫を含む5人に。40キロ手前でモハメド・ファラー(英国)、モジネット・ゲレメウ(ケニア)の2人が抜け出し、大迫は3番手に。大迫は両脇腹をさするようにも見える仕草も見せる。大迫の40キロ地点のタイムは先頭から13秒遅れの1時間58分59秒で4位
【35キロ】 先頭集団が大迫を含む6人に。大迫は先頭から1秒遅れの1時間44分17秒で通過。
【30キロ】 27キロ付近で鈴木、30キロ手前で藤本が先頭集団から遅れを取る。30キロ地点での先頭集団は9人に。大迫が先頭から3秒遅れの1時間29分46秒の8位で通過
【25キロ】 先頭集団は13人。大迫、藤本、鈴木の3選手ともトップから1秒遅れの1時間15分19秒で通過。木滑は2分27秒遅れの18位、川内は3分52秒遅れの23位で通過
【20キロ】 先頭集団は14人。大迫はトップから2秒遅れの59分51秒、藤本と鈴木は59分52秒で通過。川内は第3集団につけ、1時間2分42秒の21位で通過
【15キロ】 先頭集団は14人。大迫、藤本、鈴木の3人はいずれもトップから3秒遅れの45分7秒で通過
【10キロ】 先頭集団の中には大迫のほか、藤本、鈴木もしっかりつけている。大迫はトップと2秒差の30分12秒で通過
【5キロ】 先頭集団の中には大迫のほか、藤本もしっかりつけている
【3キロ】 先頭集団は約20人、大迫はしっかり先頭集団を走る。雨で路面が濡れている
【1キロ】 先頭集団は約30人、白いキャップ帽をかぶった大迫は先頭集団の真ん中を走る
【スタート】 7日午後9時30分、号砲が鳴った。気温13度、風速4メートル(秒)
- シカゴマラソンのスタート風景(AP)