日本ブラインドサッカー協会は12日、国際視覚障害者スポーツ連盟公認の国際大会、ワールドグランプリを5月30日から6月5日まで、東京都品川区立天王洲公園で開催すると発表した。

現時点で出場国は未定だが、新型コロナウイルス感染症対策として選手、チーム関係者、大会運営スタッフの一部は一定期間外部との接触を絶つ隔離プログラム(バブル方式)を適用。無観客で全試合の中継を予定している。

ワールドグランプリは日本代表の強化、東京パラリンピックへの機運醸成などを目的に18年から開催されている。昨年は3月に日本のほか、世界ランキング1位のアルゼンチン、2位のブラジル、アジア王者の中国など世界ランキング20位以内の8カ国が出場し、東京パラと同じチーム数、開催方式で実施予定だったが、コロナウイルス感染拡大の影響で中止された。その後、東京パラの1年延期も決まった。

今年も昨年と同レベルの出場国が集結する可能性があり、開催国枠で初出場の東京パラでメダル獲得を目指す日本にとって格好の前哨戦になりそうだ。