WEリーグ新潟レディース(L)は今日15日、皇后杯・準々決勝(兵庫)で大宮と対戦する。2大会ぶり7度目の準決勝進出が懸かる一戦を控え、14日は大阪・Jグリーン堺で練習。新潟Lで準優勝を4度経験するベテランMF上尾野辺めぐみ(36)がチームを初優勝へ導く。

「この試合をものにできたら勢いが出る」。上尾野辺は大宮戦の大切さを話した。大宮にはリーグ戦(昨年12月10日)は0-1で敗れている。上尾野辺は2列目で攻守をコントロールする役目で「自分の得点というよりスイッチを入れる側」と言う。スペースにボールを出し、味方が前に出やすい形を作ることを意識する。

新潟一筋で在籍17シーズン目。皇后杯では準優勝4度、4強2度の成績を残す。上尾野辺はその全てでフル出場した。村松大介監督(45)は「彼女が一番、優勝したいと思っているでしょう」。そして「試合を読む力がある。1つ1つのプレーで引っ張ってくれる」と期待を寄せる。

主将のGK平尾知佳(26)は「今大会は、めぐさんに優勝カップを掲げてもらうために戦っている」と話す。「そう言ってもらえるのはうれしい」と照れ笑いした上尾野辺は「1度はタイトルを取りたい」と悲願の頂点に意欲を見せた。【斎藤慎一郎】