1993年(平5)のJリーグ初年度から参加する「オリジナル10」の中で、最上位カテゴリーから1度も陥落したことのない2クラブ、鹿島アントラーズと横浜F・マリノスが東京・国立競技場で対戦した。
「THE国立DAY」として、現在2位の鹿島が聖地に13位横浜を迎え撃った一戦。開始早々に先制したのは横浜だった。
前半10分、左サイドからドリブルを仕掛けたFW井上健太が、ペナルティーエリアーの左角付近から右足で、低く枠内へシュートを放つ。鹿島GK早川友基にセーブされたが、キャッチまではさせず、こぼれ球にFWアンデルソン・ロペスが反応した。左足で浮かせてゴール右上へ。前節、柏レイソル戦でハットトリックしたエースが、いきなりリードをもたらした。
その前のプレーが光る。横浜は中盤のインターセプトから、いったん鹿島DF関川へ簡単に渡してしまったものの、MF渡辺皓太が鋭い出足で詰め、関川のパスミスを誘っていた。これを拾った井上から先制ゴールが生まれた。【木下淳】



