第2戦が行われ、MF長谷部誠が所属するフランクフルト(ドイツ)がホームでベンフィカ(ポルトガル)を2-0で下し、2戦合計4-4としアウェーゴール差で4強進出を決めた。準決勝ではチェルシー(イングランド)と対戦する。

第1戦で前半途中から10人となり2-4で敗れたが、貴重な2つのアウェーゴールがフランクフルトに歓喜をもたらした。2点差を追って始まったホームでの第2戦。大観衆の後押しを受け前半36分、MFガチノビッチの左足ミドルシュートは左ポストを直撃したが、はね返りを詰めていたMFコスティッチが左足で流し込んで先制し、2戦合計で1点差に迫った。このプレーに対し、オフサイドを主張して猛抗議を行ったベンフィカのラージ監督は退席処分となった。

そして迎えた後半22分、GKトラップのロングキックがクリアされたところを拾い、FWレビッチが落としたボールをMFローデが右足で蹴り込んで2点目をゲット。2戦合計4-4に追いつきアウェーゴール差でリードを奪い、そのまま逃げきった。

長谷部は3バックの中央でフル出場し勝利に貢献した。