ブライトンの日本代表MF三笘薫(25)がプレミアリーグの日本人選手シーズン最多得点記録を更新した。

三笘はホームのアメリカンエクスプレス・コミュニティー・スタジアムで行われたブレントフォード戦に先発。1点を追う前半21分、GKスティールからのロングキックに全速力。相手DF裏へ抜けながら、右足ダイレクトで飛び出してきたGKの頭上を抜く技ありループシュートを決めた。

世界最高峰のプレミアリーグでは、これまで日本人シーズン最多得点記録は12-13年の香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)、17-18年の岡崎慎司(レスター)、そして今季の三笘の6点だった。三笘はこの日のブレントフォード戦で今季7点目を決めて、偉大な先輩2人を上回り、歴史に名を刻んだ。

試合はその後、点の取り合いとなり、3-3で引き分けた。地元メディアの「サセックス・ライブ」は採点で三笘にチーム最高タイの7点(10点満点)を与え、「前半、クールなループシュートで見事にゴールを決めた。ボールが来れば常に危険な存在だったが、本人が望むほど、DFに仕掛ける場面は多くなかったかもしれない。これで日本人選手によるプレミアリーグ最多得点記録を7点に更新した」という寸評を記した。