バスケットボール男子W杯に出場中の日本(世界ランキング36位)が今日27日、フィンランド(同24位)戦に臨む。
25日のドイツ(同11位)との開幕戦は63-81で完敗。それでも後半は、格上相手に互角以上のスコアをマークし、粘りをみせた。1次リーグ突破へ落とせないフィンランド戦は3点シュートの成功率向上と、相手中心選手のラウリ・マルッカネン(ジャズ)対策がカギになる。現在、世界大会11連敗中のチームは沖縄市内の施設で調整。06年世界選手権(現W杯)1次リーグのパナマ戦以来、17年ぶりの勝利を目指す。
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ホーバスジャパン最大の武器となるはずの3点シュートが、ドイツ戦では大きく精度を欠いた。エース渡辺は外角から10本放つも成功2本。「自分のシュートが入っていたら展開は変わっていた。チームに迷惑をかけた」と悔しがった。本来、アウトサイドからのシュートを得意とする富永は、第4Qで決めたわずか1本にとどまり「もっと早い段階で自分のリズムに持っていかなければ」と厳しい表情を見せていた。
チーム全体で35本の試投で成功6本。成功率17・1%と、目標の40%に遠く及ばなかった。ホーバス監督はドイツの守備が強固だったことを要因に挙げたが、相手マークが厳しいほど、成功は難しくなる。フィンランド戦では、ノーマークに近い形で打てる状況をより多くつくることが重要となる。
守備面では、213センチの長身マルッカネン対策が最大のポイント。昨季NBAのMIP(最優秀躍進選手)に選出された26歳は、22年欧州選手権で1試合43得点をたたき出したこともある。
パリ五輪切符がかかる今大会。その条件であるアジア勢最高位に向け、世界大会で17年ぶりの白星で弾みをつける。【奥岡幹浩】
◆フィンランドはどんなチーム? 昨年の欧州選手権では過去最高の7位。NBAジャズでフォワードとして活躍するマルッカネンが攻守でけん引する。今大会初戦は優勝候補で世界ランキング3位のオーストラリアからリードを奪う場面もあったが逆転され、72-98で黒星スタートとなった。

