<全国高校バスケットボール選抜優勝大会:山形南92-71松山工>◇男子1回戦◇24日◇東京体育館

 山形南が松山工(愛媛)を下し、弘前実(青森)、能代工(秋田)も勝利。初日と合わせて東北勢6校がすべて2回戦に進んだ。

 2年ぶり出場の山形南が快勝した。第1Qは15-15の互角だったが、引退せず2人だけ残った3年生、今野駿夫主将と松田拓真が下級生をリード。第2Qに入ると、SG田中井紘章(2年)にボールを集め、連続3点シュート(3P)で突き放した。第3Qにも連続3Pを沈めた田中井は計7本成功で両軍最多27得点と大暴れ。勝利に貢献した。

 酒田工でシュートの名手だったという父に教わり、競技を始めた小学3年から自宅庭のリングに向かい、1日200~300本のシュートを打ち続けてきた。「ノーマークなら5、6割は決められる」。姿勢や球の回転にこだわる高精度の武器が全国でも通用した。

 今年は創立70周年。期待も大きく、山形からバスで大応援団が駆けつけた。細谷尚寿監督(45)は「応援してくれたし、自分たちの試合前に同じコートで(女子の)山形商さんが勝ったし、負けられなかった」。田中井も「応援団長がクラスメートなので心強かった」と笑顔を見せた。