浅田真央を小学4年から中学3年までの6年間指導した山田満知子コーチは10日、かつての教え子の引退について、名古屋市内で会見した。公式ブログで引退が発表される約30分前の、10日午後10時半ごろに浅田から電話で報告を受けたと明かし「よく頑張ったねと言った。(昨年12月の)全日本選手権が終わった後、もんもんと悩んでいたと思う。でも昨日の電話では以前『(現役続行は)ハーフハーフ』と言っていた時よりも、すがすがしいという風に受け取った」と、納得した様子だったという。

 続けて「泣いたり、うれしがったり、自分に正直。こちらも、うれしく教えさせてもらった。内面がすばらしい。真央の良さはフィギュアスケートだけじゃない。この先、どんな道に進んでもいい。すばらしい人生を送ってほしい」と、エールを送っていた。