インターネット関連企業の楽天は12日、NBAの昨季王者ゴールデンステート・ウォリアーズと17~18年シーズンからスポンサー契約を締結すると発表した。ユニホームの胸の部分にロゴが入る。

 日本企業がNBAチームとスポンサー契約を締結するのは初めて。楽天は昨年11月にサッカーのスペイン1部バルセロナと、年間5500ユーロ(約71億5000万円)、4年総額2億2000ユーロ(約286億円)、1年の延長オプション付きというスポーツ史上最高額のスポンサー契約を締結。今回はバルセロナに続く、世界のトップスポーツチームとの契約となる。スポーツ専門局ESPNは3年6000万ドル(約66億円)の契約と報じた。

 1946年創設のウォリアーズにはエースのステフィン・カリー(29)やケビン・デュラント(28)、クレイ・トンプソン(27)らが所属。14~15年シーズンに40年ぶり4度目の王者。15~16年シーズンは73勝でレギュラーシーズンの最多勝記録を更新。カリーは得点王、スチール王、フリースロー成功率1位などのタイトルを総なめにし、MVPを獲得した。

 昨季は2季ぶり5度目の優勝を果たした。チームの本拠地はオラクル・アリーナ。