レバンガ北海道は69―73で昨季リーグ王者の栃木ブレックスに惜敗し、今季5度目の3連敗でチャンピオンシップ(CS)進出に黄信号がともった。第4クオーター(Q)残り4分18秒、折茂武彦選手兼社長(47)の絶妙なフェイクからのシュートで3点差に迫るなど粘ったが追いつけず、今シーズン初の借金2。水野宏太監督(35)は「非常に残念な結果」と悔しがった。

 2敗に匹敵する痛い敗戦となった。ワイルドカード争い3位の北海道だが、この日の敗戦でCS出場圏内の同2位栃木と4勝差に開いた。さらに直接対決4敗目で負け越しが決定したため、仮に北海道が残り10戦を全勝、栃木が6勝4敗で勝敗が並んでも、CSは栃木のもの。実質5ゲーム差だ。桜井良太(35)は「相手のオフェンスリバウンドをどこまで制限できるかというところが、勝つための鍵」と話した。奇跡の逆転に向け、今季最後の栃木戦となる今日8日は白星をもぎとる。