ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は16日、2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の開幕戦で日本と対戦する欧州代表がルーマニアからロシアに変わったことを受けて「チームに影響はない」としたが、変更が確定していないとして詳細は語らなかった。

 ジョセフHCは東京都内の日本ラグビー協会を訪れて坂本典幸専務理事と会談し、W杯へ準備を進めていくことを確認した。薫田真広・男子15人制強化委員長は、今回の決定への異議申し立てが14日間設けられていることから推移を見守る意向で「もう一回仕切り直しで、しっかり準備したい」と語った。

 スーパーラグビーの日本チーム、サンウルブズの香港遠征メンバーに入った日本代表主将のFWリーチ・マイケル選手らは成田空港に姿を見せたが、取材に応じなかった。